実習 2: 構築エラーを修正する

この実習では、構築中に検出されたエラーの原因となっているソース行を特定し、修正する方法を説明します。構築エラーの原因は通常、言語構文の誤り、宣言されていない変数、キーワードのミススペルなどです。

Blink プロジェクトに、文字を上下にはずむように動かすためのコードを追加していない場合は、ここでソースコードを編集する の手順に沿ってコードを追加してから、以下の実習に進んでください。

エラーを特定する

  1. 「プロジェクトマネージャ」ウィンドウで、現在のプロジェクトの名前を確認します。
    現在のプロジェクトが Blink でない場合は、プロジェクト名「Blink」をダブルクリックします。
  2. メインツールバー上の「構築」ボタン をクリックします。
    デフォルトでは Java WorkShop 付属の高速 Java コンパイラを使用して Blink プロジェクトがコンパイルされます。このコンパイラは、標準の JDK Java コンパイラよりも高速です。

    「構築」タブ付きページに 2 つのエラーが表示されます。ソースエディタには、1 つ目のエラーの原因となっているソース行が、黄色で強調表示されています。

エラーを修正する

  1. offset を括弧で囲んで、以下のように 1 つ目のエラーを修正します。
      if (offset)
  2. 「構築」タブ付きページで、2 つ目のエラー Blink.java: 60 を選択します。
    ソースエディタに、エラーの原因となったソース行が表示されます。
  3. 60 行目の y = y / 2 の後に ; を追加して、以下のように修正します。
      y = y / 2;
  4. 編集デバッグツールバー上の「保存」ボタン をクリックします。
    これでプログラム中のエラーが修正できたので、プログラムを再構築することができます。

プロジェクトを再構築する

  1. メインツールバー上の「構築」ボタン をクリックします。
    エラーメッセージは表示されないはずです。エラーメッセージが表示された場合は、上記の説明どおりに入力されているかどうか、ソースコードを再確認してください。
  2. メインツールバー上の「実行」ボタン をクリックします。
    プロジェクトが実行されます。テキストが点滅しながら上下に動きます。

次のレッスン:

チュートリアル 3 の内容はこれで終わりです。次は、チュートリアル 4: プロジェクトのブラウズに進んでください。