実習 4: メソッドをステップ実行する

エラーの原因となっているプログラム中の行を特定するには、コードをステップ実行するという方法もあります。この実習では、コードをステップ実行し、「スレッド/スタック」ウィンドウで変数値の変化を追跡する方法について学習します。また、ブレークポイントを削除する方法についても学習します。
  1. 編集デバッグツールバー上の「オーバー」ボタン をクリックします。
    ソース行が 1 行実行され、以下の行で停止します。

    If (Math.random() < 0.5) {

    ソースエディタでは、ブレークポイントが設定されている行は赤色で、またプログラムが実行を停止した行は緑色で強調表示されます。メソッド呼び出しの行でステップオーバーを実行すると、プログラムの次の行まで実行されます。メソッド呼び出しの行でステップインを実行すると、呼び出されたメソッドの最初の文が実行された後に、プログラムが停止します。

    「スレッド/スタック」ウィンドウには、プログラムの現在の状態とそのデータが表示されます。たとえば、Blink.paint は現在 49 行目で停止していることを表わしています。

  2. 「オーバー」ボタンをさらに 2 回クリックして、デバッガでプログラムがステップ実行される様子を確認します。
  3. ソースエディタで、ブレークポイントが設定されている 45 行目にポインタを移動します。
  4. 「ブレーク切替」ボタン をクリックします。
    ブレークポイントが削除されます。

次のレッスン:

実習 5: 式を評価する